key-innovation’s diary

糖尿病の予防から治療を紹介していきます。「糖尿病」と診断されてから治療までどうすればいいのか。運動はどのくらいすればいいの?だれを頼ればいいの?食事はどう気を付ければいいの?等病院から治療現場までを結ぶマネジメントを具体的にしたいと考えています。

糖尿病って?

糖尿病はじぶんだけではなく、大切な家族・パートナーも巻き込んでしまう病気です。現代は日本にも健康志向の波が押し寄せているとはいえ、未だ老若男女問わず、発症リスクが高い病気です。今後は「糖尿病とは縁がないと思っている若者」「中年期で心配な方(境界性)」「実際に診断されてしまった方」「糖尿病と向き合い、治療に励んでいる方」(全員対象ですね。。)に有益な情報を届けられればと思っています。

 

本セッションではまずは糖尿病の分類を明確にします。

糖尿病とはざっくりですがこんな感じで分類れます。

 

 

【1型】

膵臓インスリンを生産できなくなった結果、高血糖症状が続いてしまう。

注射によってインスリンを補うことが必須。子供や青年に多い。

【2型】

インスリンの不足、感受性の低下により血糖のコントロールが難しくなる。

遺伝的、運動不足、食生活(過食)、ストレス等の生活習慣が原因と考えられている。

糖尿病患者の95%以上がこの型に当てはまる。

【続発性(二次性)】

慢性膵炎、膵切除後などの膵臓疾患やCushing(クッシング)症候群、甲状腺機能亢進症、褐色細胞腫などのホルモン分泌異常に続発して発病

服薬による副作用として高血糖をきたしやすく、糖尿病の治療が必要になる

【妊娠型】

妊娠による高血糖に加え、胎盤から放出されるホルモンによりインスリンの活動が抑制される。また、胎盤インスリンを壊す酵素ができるため、インスリンが効きにくくなる。

[母体への合併症]
帝王切開率の上昇
・妊娠高血糖症候群
・流産・早産
・羊水過多
腎盂腎炎や膀胱炎等の感染症

 

[胎児への合併症]

・巨大児

・肩甲難産

・子宮内胎児死亡

・新生児低血糖

・新生児高ビリルビン血症・低カルシウム血症・呼吸窮迫症候群 等

 

今までは糖尿病=肥満の中年者のイメージがありませんでしたか?

意外と若者にも身近な病気なんです。「予防」「治療」を今後を見据えて考えていければいいですね。